2005/05/11

「交渉人 真下正義」を観て思ったこと

大ヒット作「踊る大捜査線」から派生し、交渉人こと真下警視を主人公にした「交渉人 真下正義」を観てきました。観たい映画があると公開直後のレディースデイに行ってしまう方、多分たくさんいらっしゃいますよね!?私もその一人なんです。(名探偵コナンだけは公開日に駆けつけますが・・)

真下さん(ユースケ・サンタマリア)、期待通りめちゃめちゃカッコ良かったですよ。青島刑事のような派手ぶりはないですが、犯人と頭脳戦を繰り広げる展開となった今回の映画は、暴走する地下鉄を止めるようとする真下警視と司令室の緊張感がひしひしと伝わってきて、夢中になれること間違いなし。個人的には「踊る」の2作よりこちらの方が好みです。
登場人物もこれまた個性派ぞろい!一人で観たにもかかわらず、途中何度も吹き出してしまうほど絶妙なポイントがいくつもありました。

しかも!クラシックコンサートが重要なキーになってくるので、クラシック好きな私にはたまりませんでしねぇ。モーツァルトにベートーヴェンにチャイコフスキーにラヴェルときましたよ。ネタバレしたくないのであまり細かいことは書けませんが、ラヴェルのボレロを知っている人なら犯人が出してきたヒントについて、何となくピンときたのではないでしょうか。この曲は15分程度の短い曲ですが、規則正しく刻まれるリズムと共に、最初から最後に向かって常にクレッシェンド(音がだんだん大きくなること)し続けるという珍しい曲ですから。

映画の中で暴走する地下鉄、フリーゲージトレイン「クモE4-600」ってカッコいいですねぇ。バッテリー内蔵で自走し、レール幅に合わせて車輪の位置を自動調整する画期的な列車(ただし試作段階)なんです。トンネルの中から駅のホームに突入してきたクモを見た瞬間、心の中で「おー!」と叫んでました。の、乗りたいかも・・

一つ気になるのは、踊るシリーズではオタクが徹底的に敵視されていることでしょうか。1作目も2作目も今回も、犯人はコンピュータを操り犯罪をおかすという設定なので、この辺りフジテレビが作った映画だよなぁと感じてしまいます。しかし、真下警視の「ボクもオタクだから分かるよ。君は一線を越えてしまったんだ。」(注:正確ではありません)というセリフに、この映画のテーマが示されているような気がしたので納得できました。コンピュータという道具を人類の繁栄のためにいかに使いこなしていくか、それがコンピュータを生み出した人間としての使命なのだろう・・と解釈できます。これは私が常々思っていることではあるのですが。
最後に目に涙をためていた真下警視の気持ち、とても共感できましたし、思わずもらい泣きしそうになりました。

過去の「踊る大捜査線」を観ていればより笑えますが、観ていない方でも十分に楽しめますので、ご興味のある方はぜひ映画館へ足を運んでみてくださいね。

13:56 | エンターテイメント> 映画 | | コメント (2) | トラックバック (1)
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【映画の中のクラシック】《交渉人 真下正義》でラヴェルの「ボレロ」 from Macなホームシアタースタジオ [2005/12/29 22:37]
「filme_borero.mp3」をダウンロード 【映画の中のクラシック】No
COMMENTS
Kirappy [2005/05/30 14:09]

▼五右衛門さん
見に行かれたんですね!
小池くんいつの間にか係長になってて、私も「お、成長したなぁ」と思ってしまいました。もしかして首相に声が似ていたのは部下に指示を出してるシーンかな。

コンピュータに関する件は、私がいつも思ってることなので余計そう感じたのかもしれませんね。「踊る」シリーズは映画しか見てないですが、コンピュータをキーポイントにすることが多いのでとっても気になるんですよ。

>青島はミリタリーオタク、和久さんは盆栽オタク
そうなんですか!?青島のミリタリーは分かるかも。ムービー2ではすみれに例のコートの話を延々として逃げられてました(笑)
五右衛門さんは筋金入りの「踊る」ファンなのですねぇ!

>「容疑者室井慎次」
私も見に行くと思います。何だかこれを見ないと完結しないみたいですし・・楽しみですね(^-^)

五右衛門 [2005/05/30 10:19]

やっと見て来ました、交渉人真下正義。
ユースケも良かったけど、小池役の小泉幸太郎が良かった。声が小泉首相にそっくりのところがあって、「親子だなあ」としみじみ。

>コンピュータという道具を人類の繁栄のためにいかに使いこなしていくか、それがコンピュータを生み出した人間としての使命なのだろう・・

す、すごい。私そこまで深く考えてはいませんでした。そうですよね、科学を善にも悪にも使える人間の根本に関わる問題ですよね。
一応、青島はミリタリーオタク、和久さんは盆栽オタクという設定ではあります。ドラマ版の「彼女の悲鳴が聞こえない」を見ているとそういうやりとりが出てきます。
と、「踊る」を語ると長くなるので、この辺で自粛します。
「容疑者室井慎次」も、見に行くつもりです。

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ありがとうございましたm(_ _)m




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