2005/06/05

納豆容器事件で考えさせられた事

数日前、納豆を食べようとした時にちょっとした事件が起こりました。スーパーでは納豆を3つ重ねたものをカバーで包んである商品が多いですよね。ご多分にもれずこの時も3段重ねのパッケージだったのですが、発泡スチロールの容器を横から押して出そうとしたら、力を入れすぎたのか、なんと容器に穴が開いてしまったではないですか!私には爪を伸ばす趣味などありませんし、容器を破ってしまうなんて初めて・・その時にあるニュースが脳裏をよぎりました。

納豆や豆腐メーカーがピンチ!
少し前に話題になったニュースなのですが、ご存知でしょうか。昨年秋、嫌がらせのように襲ってきた台風の影響で、今年日本国内では大豆が不作となりました。納豆や豆腐はスーパーで特売品となることが多いために価格競争も激しいそうで、たとえ不作でも値上げをすればすぐに売り上げが落ちてしまうとか。それに加え、驚いたことに原油価格高騰のあおりで容器である発泡スチロールの価格も上がっているというのです。
なるほど、もしかして容器自体の強度が落ちていたのかもしれない・・なんて思ったのですが、ただの私の想像だったら容器製造メーカーに申し訳ないですね。

容器の話は、特にそれ以上の被害もなくこれでおしまいなのですが、不作と原油高の影響で国産大豆の比率が確実に落ちているという事実はとても気になります。高いお金を払って国産を買うか、特に産地にはこだわらずに安いものを買うかは非常に悩むところ。産地や遺伝子組み換えの問題は、何も大豆に限ったことではないですけどね。
ただはっきり分かるのは、消費者がいろいろ勉強して自己責任で商品を購入しなければいけない時代が到来している、ということでしょうか。

22:46 | デイリーライフ> 雑記 | | コメント (0) | トラックバック (0)
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ありがとうございましたm(_ _)m




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