2005/06/08

ロマンシング サガ -ミンストレルソング- オリジナル・サウンドトラック

ロマンシング サガ -ミンストレルソング- オリジナル・サウンドトラックもうイトケン最高!最近あまりゲームをやっていないとはいえ、やはり私は伊藤賢治氏の音楽がだんぜん好みです。というわけで、先日ご紹介したディープ・ブルーと一緒に、このロマサガのサントラを注文してしまったわけでして。SFCの頃はあの音源ですから、サントラを買っても純粋に観賞用としてはイマイチだったのですが、さすがPS2にもなると音が綺麗ですね。ゲームのサントラを買うのもとても久しぶりだったので、改めてゲーム界の進歩を実感してしまいました。

いやいや、買って良かったです。ディスク4枚組という素晴らしいボリュームで、どれもこれも名曲ばかりですから!ディスクのデザインもとても凝っていて、8人の主人公が1ディスクに2人ずつ描かれており、人物に合わせてディスクの半分が違う色で塗り分けられているんですよ。
【Disc 1】 アルベルト(青)&アイシャ(ピンク)
【Disc 2】 グレイ(茶)&クローディア(緑)
【Disc 3】 シフ(白)&ジャミル(黄)
【Disc 4】 バーバラ(赤)&ホーク(薄緑)
という感じで。

同封の冊子には伊藤賢治氏のインタビューも載っているのですが、読みながら笑ってしまいました。2002年のクリスマスにプロデューサーの河津氏から「最近忙しいの?時間あるなら仕事しない?じゃ詳細は来年・・」と一方的な電話がかかってきたのが、ロマンシングサガ -ミンストレルソング-の作曲を担当されるきっかけだったそうです。考えてみればロマサガのリメイクを伊藤賢治氏が担当しなかったら、サントラはもちろんゲームも買わなかったかもしれません。だってSFC版ロマサガの思い出の大半は、イトケンと共にあるようなものですから・・

これは以前にもご本人がおっしゃっていましたが、伊藤氏はバトルの音楽を作るのが嫌いなんだそうです。あんなにカッコいい名曲がたくさんあるのに、バトル音楽は精神的にかなり疲労するそうで、特に有名なロマサガ3の「四魔貴族バトル2」などは、1分以上あるイントロを作るのに1週間うなされたとか。その代わり、イベント系や別れのシーンの曲はすぐに作れるなど、他にも興味深いお話がいろいろ載っていました。今後は海外での活動やゲーム以外の楽曲製作も手がけていかれるそうです。

さて、おすすめの曲は・・
なんと言ってもDisc 2の「熱情の律動(リズム)」、そうミニオン戦に流れていたラテンテイストな素敵な曲です。ゲーム中にも攻撃の手を休めて聴き入ってしまったほど、大のお気に入り。うーん、でも技や術法の効果音が入っている生バトルの方が燃えるかも(笑)。この曲、SFC時代のロマサガにあったのかどうか、記憶にないんですよねぇ。
あとはDisc 4に入っている“窓辺から”サウンドコレクションが最高!「ローザリアの窓辺から」とか「ガレサステップの窓辺から」とか、地方によって変奏されていたお馴染みのメロディー、これとっても和みます。個人的にはタルミッタで流れていた「クジャラートの窓辺から」が一番好きかな。
もちろん、山崎まさよし氏の美声が聴けるメヌエットもばっちり収録されていますよ!

・・つい熱くなってしまいました(^^ゞ
そうそう、肝心のゲームの方も先週末に1周目を無事クリアしましたので、そのうち記事を書く予定です!

18:43 | エンターテイメント> 音楽 | | コメント (2) | トラックバック (0)
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COMMENTS
Kirappy [2005/06/08 22:25]

▼BLUEさん
コメントありがとうございます〜。
買っちゃいましたよ♪ 4枚もあるんでかなり楽しめますが、途中で「俺たちゃ海賊〜」とか聞こえてきて笑ってしまい、集中が途切れてしまうこともあります(爆)

>ロマミン
略語はロマミンなんですねぇ。ミンサガとかも言われてません?ワタシ的にはどっちもなじめずロマサガのままなんですが、ここではロマミンにしときましょう。
ホントかっこ良さ抜群ですよね、ロマミンの音楽!

>ゲーム製作ってのは想像も突かない程に時間と労力を
信じられないくらい壮大なプロジェクトなんでしょうね・・その間の人件費とか考えるだけでも、大ヒットを飛ばさない限りもうからないゲームが多いのではないかなぁと思ってしまいます。

>いつも戦っているイメージで
なるほど納得!それは疲れるはずです・・でもプレイする側にとってはバトル中って気分良いんですけどね。本当にどの曲も最高でした。四天王バトルも良かったですねぇ。

>プレイ記録、楽しみにしてますよ〜
いえいえ、大したことは書けないですけど・・ネタバレ気味で書いてしまおうかなとは思ってます。

BLUE [2005/06/08 20:22]

こんばんは。ついにサントラ購入されたんですね。
ロマミンは、どの音楽もカッコよくで親しみやすくもありますからね。こんな良曲を量産したイトケン氏は素晴らしいです。

>伊藤賢治氏のインタビュー
そんな経緯があったんですか〜。という事は2002年、3年前も前からロマミンのプロジェクトは開始していたわけですね。やっぱりゲーム製作ってのは想像も突かない程に時間と労力を必要とする作業なのでしょうね。

>伊藤氏はバトルの音楽を作るのが嫌いなんだそうです
バトルの音楽はいつも戦っているイメージで製作しないといけないから疲れるでしょうね(笑)。それだけ時間をかけられているだけあってバトルの曲は本当にどれも素晴らしいですよね。

>肝心のゲームの方も先週末に1周目を無事クリアしましたので
プレイ記録、楽しみにしてますよ〜(^ ^)

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