2005/07/07

懐かしのゲーム -デゼニランド-

えー、実は私、ファミコンなんてまだ発売されるずっと前、ゲームと言えば「パソコンでカセットテープをロードしてやるもの」という考えが一般的だった頃からゲームに取り憑かれていたんです(笑)。今でもゲームは大好きで、RPGを中心に気に入ったものだけプレイしていますけど、ゲームの進化には本当に目を見張りますね。昔のゲームはまず白い線で輪郭を描き、その中を色で塗りつぶすという方法で描画されていました。現在のFF(ファイナルファンタジー)のような圧巻映像が登場することなど、当時誰も想像できなかったでしょうし、想像しても技術が追いつかなかったのでしょうね。

というわけで、今日から懐かしのゲームを取り上げて思い出に浸る記事をたまに書こうと思います。ブログを始めた当初から書きたくてうずうずしてたテーマなので。ちなみにパソコンの機種は、当時メインだったNECのPCシリーズではなく、SHARPのXシリーズ。この辺りの事情はこちらの記事(伝説のXシリーズ-2005/2/4)に詳しく書いてあります。

さていよいよ本題、「デゼニランド」です。
これ、ディズニーランドをもじったアドベンチャーゲームなんですけど、もう訳の分からない面白さにハマりまくりました。何しろもうプレイすることはできないゲーム(いや、実家に行って父に頼みこめばあるいは・・?)なのでうろ覚えですが、まずチケットを入手して園内に入場するところからして難しい。確かお金を拾ってダフ屋から購入するんじゃなかったかな(笑)。コマンドは全部キーボード入力、しかも英語で「get key」「buy ticket」などと打っていきます。進む方向は、F→前方、B→後方、R→右、L→左でした。これ今考えるとすごく英語の勉強になりましたねぇ。小学生ながら、和英辞典を片手に画面とにらめっこしていましたから。

園内は「瀬戸内の海賊」「ジャングルクローズ」「ホラーマンション」「スペースリバー」「梅下パビリオン」といういかにも胡散臭い名前のアトラクションが5つありました。最初に買い物をして旅立つのですが、何を買ったらいいかのヒントも全然ないので、進んで行ってゲームオーバーになったら最初から対策を立て直すという鬼のようなゲームなんです。確か持ち金の半分くらいをチケット購入に使ってしまう羽目になるので、残りのお金で「ヘルメット」と「浮き輪」と・・何だっけ?何か3つ必要だったような気がするんですが、途中で手に入れるアイテムもあるので忘れちゃいました。

私はコナン君のような天才小学生ではなかったので、父にヒントをもらいながら進んでいったのですが、「ホラーマンション」で棺桶に十字架をはめるシーンは父と共に頭を抱えた記憶が・・ここまでの流れから行くと「put cross」でいいはずなのに、どうやってもはめられないんですよ、十字架が。結局、和英辞典で正解の「attach」という動詞を見つけたのは私だったような・・?お父さん、手柄の横取りだったらごめんなさ〜い。

こうやっていきなり予想外の単語が必要になるため非常に辛かったんですが、その分とても面白く、何ヶ月もかけて無事クリアした時は感動モノでした。記憶が確かならば「三月(ミツキ)マウス」という変な道具を見つけるのが最終目的だったような気がしますが、あれは一体なんだったんだろう?

非常に人気のあったゲームですが、後継機でのリメイク版が出ない理由が今になるとよく分かります。ディズニーは著作権にとてもうるさいブランドですから、こんなふざけたゲームを許すはずがありません。まぁ、当のオリエンタルランドは右翼団体との例の一件で、私の中での株が急下落してしまいましたけどね。とにかく「デゼニランド」懐かしすぎるので、ぜひもう一度やってみたい!何回もプレイしたのでポイントになる部分は覚えていますし、きっと今なら3〜4時間あれば全てクリアできるでしょう(笑)。

09:42 | エンターテイメント> ゲーム | | コメント (0) | トラックバック (0)
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ありがとうございましたm(_ _)m




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