2005/07/18

名探偵コナン『コナン平次の推理マジック(館編)』

マジシャンの家で大事件!
タネも仕掛けもトリックも、コナンと平次の二人で見破れ!
TVアニメ名探偵コナン第407話『コナン平次の推理マジック(館編)』の感想と推理です。

最初に、ストーリー中盤で明らかになった平次君のイライラの原因から。先週の冒頭で「なんやイライラするなぁ」と言っていたのは、和葉ちゃんが「よその男のことでチャラッチャラ」していたからだったのですね。そっかそっか、平次君も推理はあんなに切れるのに、自分の気持ちにはさっぱり鈍感なわけですか(苦笑)。でも以前『服部平次絶体絶命!』で和葉ちゃんに「飽きるほど聞かせたるわ」っていう赤面モノのセリフを言ってましたし、自分で恋心を自覚しているのかと思っていたのでちょっと意外でした。コナン君との掛け合いも最高!

さて事件ですが。あのですね、何回見直しても、先週の仕掛編まで見直しても、正影宅の2階の間取りがイマイチ分かりません。階段を上がって左手前と右奥に部屋が二つあり、左手前が師匠の部屋、右奥が資料室じゃないんでしょうか。でも和葉ちゃんが右の部屋を指して「先生の部屋」って言っていたし、先週星河も「その右の部屋が先生の部屋」って言ってたし、もう何がなんだか分からないんですよ!この間取りさえはっきりすればもっといろいろ考えられそうなのに。

星河がいじっていた電気のスイッチにショートの仕掛けがしてあったとは、やはり彼は怪しいなぁ。停電時に和葉ちゃんと蘭ちゃんがべったりくっついていて動けなかったというのが、逆に怪しいんです。時限式の装置か、ショートの他に何か違う仕掛けをスイッチに施していたとすれば、トリックが使えそうですから。ところで蘭ちゃん、新出先生の事件って古いなぁ。あれは『暗闇の中の死角』、訳ありで嘘の調書が作成され、新出先生=ベルモットへの恐らく最初の伏線になった話。あの時のコナン君、新出先生に嫉妬して推理に集中できないと言ってましたから、今回の平次君に状況がそっくりです。

気になったのは、クリスマスツリーのマジックの話をした時、奥さん・範田・星河が同時にハッという表情をしたこと。停電の前後で花瓶の影の向きが変わっていたことを考え合わせると、ツリーのマジックと同じ手を使って展子の遺体を隠していたっていうのが妥当だよなぁ。話題に上っていたスクリーンを使ったのでしょうか。開くと壁に当たってしまう扉もとても気になります。次回予告で奥さんが嘘をついていることが判明したので、彼女は誰かをかばっているのかもしれません。かばっている相手は、昔から可愛がっていた星河と考えると合点しますね。

範田は何か別の意味で怪しい。今日は珍しくダンナと一緒にいろいろ推理したのですが、ダンナは5年前に怒鳴り込んできた男が範田で、今回登場している範田も誰か別人の変装じゃないかと疑ってました。うーん、なるほど・・とにかく犯人は星河で二人の意見が一致したんです。犯人に関しては今回かなり自信があるので、外れてたらすごく悔しいなぁ。

エンディングテーマが竹井詩織里さんの「世界止めて」に変わりました!彼女のことは全然知りませんでしたが、なかなか好印象な歌声です。しかしアニメの方は・・最初に顔を上げる新一君、雰囲気が何か違うんだよなぁ。途中で横顔から振り向く時は○なんですけど・・細かくてすみませんねぇ。何しろ新一君にはOPやEDでしかなかなかお目にかかれないから、私にとってはかなり重要なポイントなんですよ。

Next Conan's Hintは影。最初に見えた正面からの花瓶の影は、やはりトリックの産物でしょう。クリスマスツリーのマジックと正影ノートが、トリックにも殺害の動機にも絡んできそうな予感がしています。

22:19 | 名探偵コナン> TVアニメ | | コメント (0) | トラックバック (1)
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名探偵コナン「コナン平次の推理マジック(館編)」 from 瑞原唯子のひとりごと [2005/07/22 18:46]
確かに事件現場でばかり平次(大阪在住)と出会うのは不思議です。小五郎もそうとう不思議ですが。どっちにも絡んでいるコナンがいちばん不思議かも。 目暮警部はマジック好き少年だったのですか。あんなに目を輝かせるのはめずらしいですね。ちょっとかわいかったです。 平次とコナン。ふたりともイケメンマジシャンは気にくわないようで。でも蘭が抱きついていたのは和葉と聞いて、コナンは途端に態度がやわらかくなりました...
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ありがとうございましたm(_ _)m




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