2005/07/26
北島選手 日本新の立派な銀メダル!
世界水泳、朝から中継に見入ってました。目玉はやはり男子100m平泳ぎ、宿命のライバルである北島康介選手vsブレンダン・ハンセン選手の対決です。
スタートから浮き上がるまではやっぱり北島選手の右に出る者はいないですね。しかしその後ハンセンに抜かれて、得意のターンでも先に出ることができませんでした。後半猛烈な追い上げを見せましたが、ちょっとタッチが合わなかった様にも見えまして、あと5mあったら絶対逆転していたと思うんですけど、悔しい!ここまで調子が良いと、200mの出場権を逃したことが非常に悔やまれるなぁ。
でも結果的には自己ベスト更新=日本新記録の59.53秒ですよ。あれだけ調子を崩した日本選手権から、短期間でここまで仕上げてくるなんて誰にも真似できないでしょう。銀メダルと聞くと「負けた」というイメージが強いですけど、スポーツニュースなどで北島選手の泳ぎを実際に見てもらえば、どんなに調子が良かったか、またそれ以上にハンセン選手がいかに完璧だったかがよく分かると思います。
泳いだ後の本人のインタビューでは「やられたって感じですね。完璧なレース展開だったけど、最後が悔やまれる。」と心底悔しそうな表情。タッチが合わなかったことにも触れていました。でも、これからまた上に挑戦できるという前向きな発言も飛び出し、決して一時言われていた“燃え尽き症候群”などではないことが証明されたと思います。(っていうか、そんなこと言ってる人はぶっ飛ばしちゃいますよ、笑)
勝負には負けましたが、立派な銀メダル!
最強男の復活を印象付けた、素晴らしいレースだったと思います。
ありがとうございましたm(_ _)m