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9月11日（日）に行われる衆議院総選挙が本日公示されます。郵政解散と言われた今回の総選挙、小泉首相は与党の自公（自民党＋公明党）で過半数を取れなかったら退陣すると明言しており、政権が存続したとしても来年9月の任期を以って退任する意向を示していますから、何ともまた訴えかけの方法が上手いな・・という印象ですね。

昨日NHKのニュースを見ていたら、世論調査で「選挙に行きますか？」の問いに「必ず行く」と答えた人は全体の63％だったそうで、いつもよりは高い気がすることから、今回の選挙への国民の関心は高いと言えるでしょう。せっかくブログを作っているのでここで声を大にして言わせていただきますと、選挙権を持っていながら投票に行かないというのは許されることではありません。確かに普段の生活に政治なんて関係ないかもしれませんが、実際多額の税金や年金保険料を国に払っているわけですから・・投票しなければこれから何が起こっても文句が言えないことになりますし、民主主義の権利を放棄することになります。自分一人くらい行かなくても関係ない、という考え方も大嫌い。この世は全て小さい物の積み重ねで成り立っているのですから。どうしてもこの国が信用できないならどこか外国にでも移民することですね（できることならしたいよ・・）

と、少々熱くなりましたが、投票するためにはそれなりの下調べが必要だと思います。選挙まではまだ間があるので私も十分に各党の主張を調べてはいないのですが、既にテレビ討論なども複数の局で行われていますよね。ただ注意したいのは、民放各局の番組には当然のことながらそれぞれの局の思想が色濃く反映されているということでしょうか。ご存じの通り、朝日新聞と同系列のテレビ朝日は自民党批判の強い局、反対に読売系の日本テレビはかなり右寄り、産経のフジテレビにいたってはとにかく社会主義を毛嫌いしています。テレビのニュースやワイドショー等を見る際にはこのような社風を理解しておかないと、受身一方になる恐れがあって危険だと私は思っています。いろんな局を比べてみる、そして一番中立的なNHKを利用するのも賢い手ですよね。

郵政民営化が実現できなければ他の改革などできやしない、という小泉自民党。郵政民営化を何とか止めたいいわゆる造反組が作った二つの新党、国民新党と新党日本。郵政よりも年金問題や景気回復に力を入れると言いながら、どことなく頼りない印象が拭えない民主党。恐るべき創価学会、気付けば与党の一員となっている公明党。そして今回の獲得議席数がさぞ心配であろう社民党と共産党。

ん〜、正直なところ非常に悩む今回の選挙、これから投票日までにホームページ・選挙公報・テレビ放送などで勉強しながら自分の考えをまとめていきたいと思います。たとえ家族であっても誰に投票するかを強制してはいけないのが大原則ですから、自分で決めるしかありません。全然ためにならないただの乱文で恐縮ですが、投票までにまた思うことがあったら記事にしたいと思っています。