2005/09/09

大河ドラマを語る

以前にも書いたかもしれませんが、歴史に興味のある私はNHK大河ドラマが大好きなんです。作品によっては見ない年もあるのですが、戦国時代モノは「秀吉」以降ずっと見てるかな。今年の「義経」も源平合戦に興味を惹かれたので毎週欠かさず見てますねぇ。元東京都民、現神奈川県民の私としては、初めて関東に幕府を開いてくださった源頼朝に対して、大いなる尊敬の念を抱かずにはいられません。

「義経」ではさすがに少し悪役扱いされている感もありますが、中井貴一さん演じる頼朝は、強くて賢くて先見の明があって、それでいて情にもろい自分を必死に隠している興味深い人間として描かれています。先週の日曜日、テレビでは源平最後の合戦となる壇ノ浦の戦いが繰り広げられました。平家の武将や女性達の最期はとても壮絶で切なく、またこれから義経の身に降りかかるであろう災難を思うと、楽しみな半面つらくもあります。

さて、今後の大河ドラマの放映予定ですが、来年2006年は司馬遼太郎氏原作の「功名が辻〜山内一豊の妻〜」。主役の山内一豊の妻には今をときめく仲間由紀恵さん、夫の山内一豊には舞台出身で演技力には定評のある上川隆也さん。非常に高レベルで楽しみな配役じゃありませんか!有名どころの戦国武将は置いておいて、細川ガラシャを長谷川京子さんが演じると言うのは何とも面白いです。うん、雰囲気は合ってるぞ、ピッタリかもしれません。

そしてちょうど数日前に発表がありましたが、再来年2007年の大河は井上靖氏の「風林火山」。風林火山と言えば武田信玄ですよ、その中でも天才軍師と言われた山本勘助にスポットを当てているようです。二年連続の戦国時代なので、これまた楽しみが増えて嬉しい限り。

スペシャル大河として計画が進んでいるという司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」はその次になるのかな。脚本を手がけていた野沢尚氏があんなことになってしまい(心よりご冥福をお祈りします)、その上原作は小さい文字がびっしりの文庫本8巻ですからね。これは私の愛読書の一つで、平たく言うと日露戦争のお話。秋山兄弟は誰がやるんだろう・・?正岡子規は?東郷元帥は?と、逸る気持ちを抑えるのに必死だったりします。

ここで気になってくるのは、NHKの現状。不祥事と受信料不払いで混乱している今の状態を何とか打破しないといけませんね。今は年金でさえ払わない人が大勢いるご時世なんですから、一度信用を落としてしまうと大変です。いっそのこと顧客管理をしっかり見直して、受信料を払わない人には見せないくらいの大規模システムを作っちゃったらどうでしょう?それが一番平等で理に適っていると思いますよ。

とにかくここ数年は見逃せそうにない大河ドラマ、壮大な歴史の世界に浸りたい方にはぜひおすすめの番組です。そして「坂の上の雲」の放送が始まる頃には、地上波デジタルがすっかり主流となっている時代なのかもしれませんね。

09:17 | エンターテイメント> テレビ | | コメント (0) | トラックバック (1)
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大河ドラマ「義経」 from 明日はワタシの風が吹く [2005/09/09 23:38]
毎回見てます。義経。ビデオで録画してあった第35回決戦・壇ノ浦を先ほど見終わった
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ありがとうございましたm(_ _)m




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