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先日とても気になるニュースを耳にしました。昨今、マンションなどのエレベータ内で犯罪が増加しているというのです。確かに一たびエレベータに乗ってしまったら扉が開くまでは密室状態ですから、犯罪者にとっては都合が良いのでしょう。防犯カメラが付いていたとしても、主に事後の分析のためのものですから、犯罪予防効果はイマイチ低いらしいです。

私が気になったのは、エレベータ内の犯罪が増えているという事実はもちろんのこと、防犯対策に特化したエレベータが登場している、ということなんですけどね。この防犯エレベータ、エレベータ内で揉み合うなどの激しい動きを感知するそうで、ニュースでは面白い実験が実際に行われていました。

まず軽いストレッチ。動きは感知しますが、特に何も起きません。次にゴルフのスイング練習。動作が大きいためかエレベータから「静かにお乗りください」という忠告アナウンスが。そして、肝心の動作を忘れてしまったのですが、踊るなどのかなり激しい動作をした途端、警告ブザーとともに最寄階に停止して扉が開くという仕様になっているのです。へぇ・・なかなか賢いじゃありませんか！

階段を上るにはちょっとつらい階に住んでいる私は日常的にエレベータを使うのですが、乗っている時間ってどうもヒマに思えてしまい、同乗者がいなければ防犯カメラなどお構いなしでストレッチや体操をしていることもあるんですよ（おいおい！）。まぁ、うちの建物にこんな高度なエレベータなど導入されないとは思いますが、どこかで乗る機会もあるかもしれませんからね。エレベータ内ではおとなしくしよう・・と変な決意をしてしまった私でした。