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阪神が華々しくリーグ優勝を飾り、残り試合もあとわずかになってきたセ・リーグと、既にペナントレースを終えて上位3球団によるプレーオフを戦うパ・リーグ。日本シリーズ前のこの時期になると、選手や監督含めて去就が取りざたされるのは毎年のことですが、今年もここに来ていろいろな情報が飛び交っています。

巨人中心の話になってしまいますが、まず退団が決まり自由契約となった清原和博内野手。お気の毒とは思いますが、いくら通算510号のホームランを飛ばした大打者とはいえスポーツは実力の世界ですからねぇ。年俸と実績があまりにもかけ離れていますし、故障も抱えている・・かと言ってこの中途半端な状態のまま引退するのは本人のプライドが許さないでしょう。既にオリックスに入団する可能性が濃厚との報道があり、大阪出身の彼にとってはもう一花咲かせる良い舞台になってくれることを期待したいですね。

清原と並んで悪役扱いされていたタフィ・ローズ外野手も巨人退団が決まっており、阪神が獲得に乗り出すか？などと言われていますがどうなのかなぁ。肩の故障で手術を行ったそうですし、私としてはDH制のパ・リーグで活躍すべき選手のような気がするんですけど。まぁ、短い間に日本通算360号を打ってしまった脅威のホームランバッターですから、阪神が狙いそうな選手ではありますよね。

元木大介内野手の引退は正直ショックです。ベンチにいるだけで明るい雰囲気を作ってくれるムードメーカーでしたし（褒めすぎ？）、巨人でなければ長いことクリーンアップとして活躍できた選手に違いありません。入団当初の守備のひどさが頭から離れず、近年になってさえ落ち着いて見ていられなかったのも本音なんですけど、勝負強くセンスのあるバッティングは魅力的でした。思えば彼はドラフトの時からケチがつきましたからね・・あの時、巨人が元木の代わりに指名したのは大森ですよ。ちょこっと出ただけであとは記憶にさえありません（苦笑）それはさておき、元木の場合はあのキャラクターですから、今後もテレビ等で活躍できる人材だとは思っていますが。

そして一番気になるのが監督！どうやら原辰徳氏の新たな時代がやってくることは確実のようですね。投手コーチには現ソフトバンクの名コーチ、尾花氏が就任するとのことですから、潜在能力はあるのに低迷している巨人軍投手陣をぜひぜひ超一流に育ててください！切実なんですよ、本当に。

さて、今年から大学・社会人とは別になった高校生ドラフトが昨日行われ、ハプニングが続出したことは皆さんニュースでご存知でしょう。何も書かれていない白紙が外れクジ、というのが例年の決まりなんですけど、外れクジにもNPBの印鑑が押してあったことが間違いの発端だったようですね。全面的にNPBが悪いとは言え、堀内監督もどうして良く確認しないまま引き下がっちゃったの？「交渉権確定（だったかな）」とあんなに大きく印刷されていたじゃないですか。そのへんの押しの弱さが、批判を集めちゃう原因なのかなと思いながらも、大阪桐蔭の速球左腕、辻内投手を巨人が獲得できたのは喜ばしいことです。でも夏の高校野球では結構打たれてたんだよなぁ、辻内くん。しかも彼を含め、3人とも投手を指名したってのは正直どうなんでしょう？高校生投手の育成って難しいと思いますから、果たして巨人のファームがうまく原石を磨けるのか、不安半分、期待半分といったところです。

ドラフトの話はまだ書き足りないんですけど、時間がなくなってきたので今日のところはこのへんで。11月に行われる大学・社会人ドラフトも、他球団の動きを含めて非常に興味深く楽しみです。