2005/10/15

郵政民営化法案可決はスタート地点

今年8月に郵政民営化法案を否決した参議院で昨日、同じ法案が賛成多数により可決されました。自民圧勝は改革に対する国民の期待の表れだから、国民の声を尊重して意見を変える…これ議員としてどうなんでしょう?自分の信念を貫けないのって悲しいなぁと思いますけど、参議院では貫いてしまうと前回のように否決されて、国民の声に反してしまう。つまり、現在の参議院議員の多くは既得権のかたまりで、選出されたこと自体が間違いだったと認識するのが一番しっくり来るような気がしてしまいます。

さて本日、友人の経済博士バトラーくんから待望の経済コラムが届きました。郵政民営化法案が可決された今、これをどうやって実行に移していくのかが大切なのであって、法案が可決したから全て解決すると考えるのは大間違いです。そう、スタートであってゴールではないという表現がピッタリなのでしょう。このまま私たちが関心を失うと、法案ばかりが踊ってしまうことになりかねません。

バトラーくんの経済論に「大増税時代の幕が開いた」というテーマのコラムを3つほど何日かに分けて掲載する予定ですので、ご興味のある方はぜひご覧いただければきっと進むべき道のガイドになってくれると思います。私は既に全て読みましたが、今まで同様やはり今回も青ざめました(汗; 怖いです。思わずダンナにサラリーマンやめてもらおうかと思ってしまいますよ。そしたら私が会社を作ろうかなぁ、なんて…。

こうやってブログを書いている間にも、日本国の借金はどんどん増え続けているのです。幸か不幸か情報が溢れかえっている時代ですから、いろいろな事にアンテナを張って日々精進する以外、私たち日本人に道はない。そのくらいの重大さを持って考えておくのが賢い方法かもしれません。

20:16 | デイリーライフ> 時事 | | コメント (0) | トラックバック (4)
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ありがとうございましたm(_ _)m




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