2005/11/28
名探偵コナン『イチョウ色の初恋（後編）』
日没まではあと少し…。
イチョウ色した初恋相手と博士はめぐり逢えるのか？
TVアニメ名探偵コナン第422話『イチョウ色の初恋（後編）』を見た感想です。今回、いろいろ引っ掛かることが多すぎて、見てる途中から思案モードに入ってしまっているんですよ。まだうまく整理できていない状態かも。
ムササビの前にいたのはオカマさん（笑）？しかも、ロバの前の人物に続いてまた知り合いだったなんて面白すぎですね。まぁ、これが全て暗号につながっていたわけですが、暗号の解き方は凝ってたなぁ。動物の鳴き声を英語で言った時の単語に含まれる文字数、そして各動物がいた小学校・ノイさん宅・チョウノさん宅・木之下さん宅という4つの場所、それを続けると「小学校のイチョウの木の下」となる…。ものすごく独創性のある小学生ですよ！これなら世界的デザイナーになれたというのも大いに納得。
NEXT CONAN'S HINTの金髪は、素直に彼女がハーフだったと考えれば良かったのですね。スタッフロールを見てみたら、フルネームは「フサエ・キャンベル・木之下」となっていました。かっこいい〜。
そして初恋相手のフサエ・キャンベルさんと、金色に光るイチョウの下でめでたく対面できた阿笠博士。
「ビリー、ちょっと外してくださる？」
「ＯＫ、急がなくてもいいよ。」
これだけ聞くといかにも夫婦のように思えますけど、彼女はずっと博士を思い続けて独身でいたんですね。ああ、コナンくんたちが一緒だったのはつくづく失敗でした！とっさに孫だと思ってしまう気持ちは分かりますから。でもって、ラストに阿笠博士が叫んだ言葉は素敵でしたねぇ。
さて、ここからは私の頭を悩ませてくれている数々の事実を挙げてみたいと思います。フサエブランドについては以前『星と煙草の暗号』（第374〜375話）で登場しているんですよ。哀ちゃんがコナンくんに頼まれてお腹が痛いフリをした際、「フサエブランドの財布で手を打ってもいいわよ」と発言。見返してみると、イチョウの柄がちゃんと映っています。芸が細かいと言ってしまえばそれまでなんだけど、何か引っ掛かるな…。
しかもフサエさんは幼い頃の蘭ちゃんに会っている！傘を貸してもらったという事実を知った途端、ニューヨークでシャロン・ヴィンヤードにハンカチを貸してもらった蘭ちゃんの姿とオーバーラップしてしまったのですよ。シャロンもフサエさんも海外の有名人という共通点さえある…。そんな風に考えなければ「蘭ちゃんに会っていたなんて、素敵な偶然だわ！」と素直に思えるエピソードなんですけどね。
そして何と言っても、フサエさんとビリーの声優さんが思いっきりルパン三世だということ！フサエさんは峰不二子の増山江威子さん、ビリーは次元大介の小林清志さんですよ。どちらもルパンでは主役級ですし、池田秀一さん・小山茉美さんとも十分張れる豪華な顔ぶれに思わず鳥肌が立ちそうになりました。「名探偵コナン」では作画などの制作スタッフにルパン出身の方が多いのは事実なんですけど、声優さんが二人も揃って出てこられると勘ぐりたくもなりますよね。
車の中でビリーが言った「ＯＫ、ボス」というセリフも超気になります。だって、全く同じセリフを以前ベルモットが発しているから。ボスという言葉、英語を使う人なら上司に対して普通に出てもおかしくはないと思いますが、ビリーが「フサエさんの母の再婚相手の友人」という設定なら、どうしてボスと呼ぶのか不思議じゃありませんか？しかも、その設定にしてはビリーは若すぎる…。
「次に会うのは、そんなに時間がかからないんじゃないかな」とも言っていますから、つまり近々また博士の前に登場するってことなの？そう考えるとますます悩みが増えそうです。もちろん、ここに書いたことは単なる杞憂であって、純粋に心温まるお話だとも考えられますけどね。どっちの線でも大丈夫なように、心の準備だけはしておくことにします。
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- 名探偵コナン「イチョウ色の初恋（後編）」 from 瑞原唯子のひとりごと [2005/11/29 22:20]
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- 名探偵コナン 422話 「イチョウ色の初恋」（後編） from LOST HEAVEN [2005/11/29 18:39]
- いやー、久々に非常にいいお話でした。博士が初恋の女性と再会したのがメインだったわけなんですが、蘭の小学生の時の出来事がリンクしてみたり、黒の組織の...
- Kirappy [2005/11/30 21:26]
▼はれうさん
こんにちは！何か気を遣っていただいたようで恐縮です〜>ついあんなことを書いてしまったので
あ、スタッフへの説教ですか（笑）？原作を読んでいる方がどんな風に感じるのかも私にとってすごく興味深いので、気になりませんでしたよ！私も感じたままをそのまま書いてしまってるので、見当外れな面も多々あるとは思うのですが、どうかご容赦のほど…。ただ、TVアニメオンリーの人で、今回何かしら不穏な要素を感じた方は多いのではないかと思いました。
>声優さん選びにも、勘ぐる（？）要素がたっぷり
そうなんですよ！ガンダムな二人（池田さん＆小山さん）があの通り重要なキャラなので、ルパンな二人も怪しく見えてしまいました。怪しいんじゃなくて、怪しいのを追う方（FBIなど）という可能性も…>エンディング後のオチ（オリジナルですよ、これも）
オリジナルなのですか！あれはちょっと博士がかわいそうでしたよね。哀ちゃんが一言ガツンと言ってくれれば良かったのに、静観してたのかな（笑）。ま、オチだからいいんですけどね(^^ゞストーリーはとても感動的だったので、私も純粋な目でもう一度見直してみたいと思ってます♪
- はれう [2005/11/30 15:10]
こんにちは！
昨日は、記事をあげるだけで、こちらにお持ちすることをためらってしまいまして…。なんだかねぇ、ついあんなことを書いてしまったので。
でも読みにきてくださって、いつものようにコメント＆トラバをいただけたので、ほっとしました♪ルパンなお二人の声優さんについて語られていますけれど、これは確かに気になりますよね。コナンの世界では、声優さん選びにも、勘ぐる（？）要素がたっぷりありますものね。ガンダムネタとかも（笑）
この先もしコミックスに登場したら、心の中だけで叫んで、そっと胸にしまって、アニメ放送を待ちますよ^^それにしても、今回の前後編は、綺麗な色使いといい、阿笠博士を演じていらっしゃる声優さんの演技力といい、キャラの表情といい、感動モノでした。エンディング後のオチ（オリジナルですよ、これも）がなかったら、まじで泣いたかもしれません。（あのオチはあれでまた、面白いからいいのですが。笑い泣きを誘います、きっと。）
あの「OK、ボス」のところだけ耳を塞いで、もう一度鑑賞しようかしら、などと目論んでおります。うふふふ。
- Kirappy [2005/11/29 19:43]
▼BLUEさん
こんにちは！
思いつくまま書きなぐった記事にコメントいただき感謝です〜。
いやー、ホントどうなんでしょう？普通にいいお話、で終わらせる方が気持ち的には楽なんですけど、これだけ伏線チックな点があると気に掛かっちゃいますよ。>灰原と同じくハーフであったり
気になります！あとはBLUEさんが書かれてた「3人分」！だいたいFBIが動いてる時点で、海外（アメリカ）に関係ある人物が怪しいという推測が自然と立つので、外国人もしくは海外居住者（工藤夫妻含む^^;）が出てきたら要注意だと個人的には思ってるのです。
>また出すつもりなんでしょうかね
んー、そんな主旨のセリフもあったし、「ふーじこちゃん」また出るかもしれませんよね（笑） 最近組織がらみが平和だっただけに、悩む日々が続きそう(*_*; ま、それもまた楽しくていいのかな。
- BLUE [2005/11/29 19:23]
こんばんは。今回の話はすごくいい話だったんですけど、Kirappyさんが書かれているとおり、ホント引っかかる点が多いですよねー。伏線（？）だらけって感じで、視聴者は置いてけぼりですね（苦笑）
＞蘭ちゃんの姿とオーバーラップしてしまったのですよ
ああー、そういえばそうですねぇ。状況とかそっくり。他にも、灰原と同じくハーフであったりより取り見取りで似てます。何か、フサエさんがベルモットに見えてきました（違）＞フサエさんは峰不二子の増山江威子さん、ビリーは次元大介の小林清志さんですよ
おおー、そうだったんですか。フサエの声はそう言われてみると、不二子な感じありましたね。少ししか登場シーンがないのに、こんな豪華な声優さん使うなんて絶対もったいないですよ。やっぱり、また出すつもりなんでしょうかね（苦笑）？
ありがとうございましたm(_ _)m