STEP by STEP

昨日に引き続き、FINAL FANTASY（ファイナルファンタジー）の音楽のお話。今日は私が持っているピアノアレンジのCDや楽譜を紹介していきたいと思います。名曲はアレンジしても味がありますねぇ。

「ピアノコレクションズ」という楽譜＋CDのセットをIV〜VI 計3冊持っているのですが、現在では楽譜と音楽CDが別々に販売されています。記憶があいまいですが、印税か著作権がらみの法改正でもあったんでしたっけ？私が持っているセットは各3,800円もしただけあって、ハードカバーの楽譜にCDが埋め込まれているデザインがとてもカッコよくて高級感にあふれてます。ただし、楽譜としては非常に使いにくいのが難点かな…。

興味本位でヤフオクを検索してみたら、保存状態が良いものは3冊セットで数万円の値がついてるぞ！こりゃすごいな…大事にとっておかなくちゃ。

現在手に入る楽譜と音楽CDをそれぞれ挙げておきますが、楽譜の方は在庫切れが多いようです。FFの人気は恐るべし！曲目を見る限り、収録内容はセットと変わっていませんでした。

▽ファイナルファンタジーIV　→楽譜　→音楽CD
ゴルベーザのテーマがミステリアスで素敵。あとは「少女リディア」とか「トロイア国」とか弾きやすい曲も多いです。IV のオリジナル・サウンド・ヴァージョンを持っていないのが不思議…。実家に置いてきちゃったかな。

▽ファイナルファンタジーV　→楽譜　→音楽CD
「ビッグブリッヂの死闘」はベートーベンのソナタ風のアレンジでピアノ曲としてもイケてます。あと「マンボdeチョコボ」を必死に練習した記憶も…。かなりのリズム感が要求される曲でした。

▽ファイナルファンタジーVI　→楽譜　→音楽CD
有名な「ティナのテーマ」は、後々に自分でコードをつけてClavinova（YAMAHAの電子ピアノ）でアレンジしたデータが残ってます。重厚な「セリスのテーマ」も弾くと映える曲。VI には名曲が多いですねぇ。

楽譜のみですが、ピアノコレクションズファイナルファンタジーVIII ピアノ・ソロ も発見！そうそう、「アイズ・オン・ミー」が弾きたくて買ったんだと思います。フィッシャーマンズ・ホライズンののどかなメロディーもお気に入り。VIII ってゲーム内容はめちゃくちゃだけど、音楽はすごく良かったです（苦笑）。

さて、二日間にわたりお届けしたファイナルファンタジーの音楽。サントラ購入をしなくなってしまったシリーズ後半の曲をほとんど挙げられなかったのが残念ですが、また何かの機会で話題に上ることもあるでしょう。ゲーム音楽って当然ながらシナリオとも密接に関わっているので、思い出すと止まらなくなってしまいそうで怖いんですけどね。

昨日もちょこっと書きましたが、FFで植松伸夫氏の曲が聴けなくなるのはとても悲しいです。2006年3月16日に発売が予定されている次回作 FINAL FANTASY XII でも、メインコンポーザーではなく挿入歌を担当されるだけと聞きました。しかしながら、ゲーム音楽業界だってどんどん代替わりしていかなければならず、仕方がないことなのでしょうね。時が過ぎても、ファイナルファンタジーの歴史と共にある植松氏の名曲の数々は、決して色あせることなんてないのですから！

お気に入りのゲーム音楽 -ファイナルファンタジー編その１- はこちら