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新春といえば箱根駅伝！毎年見ずにはいられない一大イベントですが、沿道には一度も足を運んだことがなく、今年も夫婦でテレビ観戦していました。今朝起きてテレビをつけたら、既に小田原中継所に到達しそうになってて「しまった」と思ったんですけどね（苦笑）。

この箱根駅伝、コースの大半が神奈川県なのでよく知っている道も多く、特に鶴見→戸塚の花の2区（復路9区）はまさに横浜コース。車で幾度となく通る道ですから親近感が沸くんですよね。かの有名な権太坂（ごんたざか）は、かなりの勾配がダラダラと長く、車で走っても迫力あるんですよ。「横浜＝海」という認識は沿岸のごく一部であり、実は内陸に入ると坂だらけの市なのです。

さて、レースですが近年まれに見る接戦だったと思います。何とメディアでも私の中でもノーマークだった亜細亜大学が初優勝！走りもインタビューも初々しくて爽やかでしたね。あとは復路に強い順天堂が往路優勝したり、逆に往路に外国人選手を配置する山梨学院が復路でものすごい追い上げをしたり、復路を独走するイメージがある4連覇中の駒澤大学が最後に粘れなかったりと、今年は意外づくしの大会でもありました。シード権争いは例年同様、激しかったですけど。

印象に残ったのは順天堂の今井くん、箱根山登り（往路5区）の見事なごぼう抜きかな。昨年、驚異の11人抜きで区間新を作った選手ですが、凍りつくような雨の中、今年も変わらず完璧な走りを見せてくれました。いつもの順天堂ならこのまま復路を独走したのでしょうが、そこは何が起こるか分からない箱根駅伝、8区で思わぬアクシデントに見舞われてしまいました。しかしあの状態でたすきを繋いだ根性は並大抵ではない！順天堂は今までのドラマティックな逆転劇のせいか印象が良くて、気付くと毎年応援してるんですよ。

さあ、箱根駅伝も終わったし、本格的に一年のスタートだ！

※第82回 箱根駅伝サイトはこちら。