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小五郎がサインをもらいに行った人気小説家の梅津修さんが自宅で殺されてしまい、ダイイングメッセージとして笏を逆さに持っていました。最初は自殺かと思われましたが、コナンくんのナイスフォローで他殺と判明。父親に金をせびっていた息子の梅津隆、秘書の三上（男）、弟子の荒木（女）が容疑者として挙がりました。

ダイイングメッセージにもなった回文や「牡丹のボタン」（笑）など、今回は言葉遊びに凝ってましたね。犯人は上から読んでも下から読んでも同じ名前の三上（みかみ）さんだったわけですが、被害者は笏の他にも、引きちぎった三上さんのボタンをガムにくるんで決定的となる証拠を残してくれていました。ベランダから糸をたらして窓から鍵を室内に入れるトリックは、ありきたりだけど上手くできてるんじゃないかな。

動機は、師匠の作品を代作していたというコナンでも過去何度か登場しているありがちなものだったんですけど、これ個人的には信じられないんですよ。他人の作品で有名になれたところでちっとも嬉しくないし、第一プライドってものを持ってないのかと悲しくなってしまいます。

それにしてもあの息子はどうしようもないですね。違法な薬のことを警察にばらされて慌てていたということは、金目当ての作り話ではないな。「麻薬と殺人は絶対にやっちゃいけないレッドカード」（詳しくはこちらの記事に書いてあります）ですからね！最後までしっかり決めてくれる抜け目ないコナンくんがステキでした。

『コナン変な子』の回文がオチだったのか。先週の予告を見てすぐに気付いたので、記事の最後に書いちゃってました。小五郎が考えた言葉だとは思いませんでしたけどね。

えっと、名探偵コナンの公式サイトですが、次回予告がやけに詳しく載るようになってしまいました。前からこんなにズラズラ書いてあったかなぁ。展開が先に分かってしまうのは嫌だし、『ブラックインパクト！〜』の時のように知らなくていいことまでネタバレされると悔しいので、今後このサイトの次回予告も封印しなくちゃ（苦笑）。

次回 ： 劇場版1作目『時計じかけの摩天楼』（19:00〜）
毎年、4月の映画公開前になると過去の劇場版を放送するのがここ数年のおなじみなのです。10年前の作品ですが、爆弾犯とのタイムリミットをかけたバトルに手に汗握ってしまいますよ！コナンのテーマソング「キミがいれば」にのって、東都環状線の全車両を基地に誘導するシーンがカッコよくて大好き。クライマックスでコナンくん（新一くん）が蘭ちゃんに伝える言葉もかなり感動的です。ご覧になってない方はぜひ！！