2006/04/06
ジャネーの法則に負けるな
ずいぶんと日が長くなりましたねぇ。春分の日を越えて昼の方が長くなっているわけなので、当たり前といえば当たり前なんですけど、ここ数年の季節が巡る早さには唖然とするばかりです。
少し前の「トリビアの泉」でものすごく興味深い話を耳にしました。歳を取ると1年が短く感じられる現象には「ジャネーの法則」という名前が付いていまして、このトリビアの解説には思わず唸ってしまった視聴者も多いのではないかと思います。
小学1年生の6歳の子供が感じる1年は「6分の1」年。それに比べて60歳の大人が感じる1年は「60分の1」年。同じ1年間でも、今まで自分の過ごしてきた年数に対する「1年」の比率が歳を取るほど低くなるので、それだけ印象に残らなくなって短く感じるということらしいのです。へぇ、なるほどねぇ、と思っちゃいますよね。
これってよく考えると悲しくありませんか?もしこの理論が合っているとしたら、時間の経過だけじゃなくて何かを体験して生じる感動も、数が多い分だけ少なくなっているかもしれないってことですよね。そんなのはあまりにも悲しいけど、思い当たる節がなくもないところがますます悔しい!
しかし、良い方向に考えることもできると思います。いろんな事を体験して歳を重ねてきたからこそ、困難を乗り越えられたり、物事を冷静に見つめられるかもしれない…つまりは悟りを開いたような状態(笑)。物は考えようですから、どうせならこのポジティブな考え方が私は好きだな。
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ありがとうございましたm(_ _)m