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「女子高生探偵ユキの事件簿」という劇中劇で始まる冒頭部分がインパクト十分でしたね。このドラマの原作は優作さんで、主演の上戸彩ちゃんが4年前に米花町で取材をおこなった時、新一くん一家に会っているという設定になっていました。コナンくん・蘭ちゃん・園子が工藤邸の書斎を掃除をするシーンは、『初恋の人想い出事件』（第100〜101話）を思い出すなぁ。女性が新一くんを訪ねてくるところまでそっくり。

訪問者の上戸彩ちゃんは、知り合いのおばあさんが米花町へ向かったまま行方不明になってしまったので、新一くんに相談しに来たのです。話を聞いた蘭ちゃんが新一くんにメールで事情を説明し、例によってその場にいるコナンくんがみんなをたくみに導いていくパターン。おばあさんの亡くなった娘さんが彩ちゃんに似ていること、「女子高生探偵ユキの事件簿」の再放送を観ていたこと、ロケに使われた米花町の洋館と古い病棟を見て、自分が娘を死なせてしまったという罪悪感がよみがえってしまったこと、などなど、ストーリー展開もすんなり入っていけて良かったと思います。

気になる上戸彩と新一4年前の約束とは…「今度会う時までに、私は本物の女優に、キミは本物の探偵に」ってなわけで、なんだか知りませんが感動的な話ですなぁ。上戸彩ちゃんが話の中で、娘さんになりきったお芝居をしたことでおばあさんを助けられたわけですから、本物の女優ですよね。新一くんの「名演技だったぜ！」という言葉は、劇中と現実の両方の上戸彩ちゃんに向けたものなのでしょう。でもこの約束、蘭ちゃんは気になっちゃうよねぇ（笑）

さて、私の上戸彩ちゃん評。彼女はCMもドラマもこなせて芸達者だとは思いますが、はっきり言ってしまうと演技が上手とは評価できず、セリフ回しも不自然なところが目立ちました。ま、そのへんは愛嬌で許してもらえるとは思いますけど。アニメの彩ちゃんキャラは、髪や目など特徴が良く出ていて可愛かったと思います。20歳過ぎなので、新一くんや蘭ちゃんよりも上ですよね。

その他、面白かった点。「女子高生探偵ユキの事件簿」の番組表をコナンくんが携帯で調べた時に、愛内里菜と三枝夕夏の名前がありました（笑）。冒頭でユキの両脇にいた二人らしく、エンドロールにも「里菜」「夕夏」の名前が！さすがに声は本人ではありませんでしたけど。回想シーンで、中学生時代の新一くんが見れたのもラッキーって感じ。

あと気になるのは、洋館の奥さまが弾いていたモーツァルト。あれ何ていう曲だったっけなぁ？自称クラシック好き、しかも今年はモーツァルトイヤーなのに、実はモーツァルトにあまり詳しくないので題名が出てこないよ（涙）。

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一話完結ですね〜
来週からOPとEDがそろって新しくなるという噂を耳にしました。楽しみです！