2006/08/10

アスファルトの遊び場 その1

今日から二回に分けて子供の頃の話をしたいと思います。部屋の中で遊ぶのも外に出て遊ぶのもどちらも好きな子供だったんですけど、今回お話しするのは外での遊びの話。ゴミゴミした東京で育ったため「外で遊ぶ場所なんてなかったでしょ?」と思われがちな私ですが、それでも楽しく遊んでいた幼少時代を思い出してみました。

※年代によっては東京以外でもこういう環境が当たり前になってるかと思いますが、適当に時代を推察していただければ幸いです(笑)

確かに外でのびのびと遊べる場所は少なかったかもしれません。アスファルト舗装がされていない遊び場といったら、庭の広い友人宅、少し歩いた所にある公園、学校の校庭くらいでしょうか。よってメインの遊び場は当然堅いアスファルトの上、しかも車がギリギリ通れるか通れないかの狭い道。地元車両以外は入ってこれないような路地でした。でも今思い返してみると、道路の上だからこそできた遊びがたくさんあるのです。

まず大流行したのが、ろう石。これ知ってる人も多いと思いたいんだけどな。固形の墨のような長い直方体をしており、チョークの要領で地面に白い文字が描けるという石で、絵とか文字とか路地いっぱいに落書きして遊ぶのです。使い切ったら文房具店や雑貨屋で買ってもらうのですが、値段によって使い勝手に差があるのが悩みどころでした。いくらくらいだったんだろう?1本100円はしなかったと思いますが、よく覚えてないんだよなぁ。

夕方には描く場所がなくなるので、バケツやジョウロで水をまいて翌日また描けるようにしておくのがポイント。でも一応縄張りみたいなのがあって(笑)、自分の家が面している道路を主に使ってました。ブロック塀に描くのも見た目がみっともないのでタブー。今じゃすっかり姿を消してしまいましたが、ろう石ひとつあれば何時間でも遊べたという魔法の石だったんです。

他に熱中していたものといえば、ホッピングとローラースケート。私の周りでは一時期めちゃめちゃ流行ったんですよ。どちらもアスファルトの上ならではでしょ?ホッピングは手放し跳びができるか、連続何回跳べるかなどで競っていたような。水色のボディでハンドルにひらひらした飾りがついているホッピングを買ってもらい、ピョンピョン跳んで遊んでました。

ローラースケートは単純に速さ競争をしたり、鬼ごっこをしたり。自転車にもよく乗りましたが、自分の足で滑るところにまた違った爽快感があるんですよ。これよりもっと後の話、光GENJIというジャニーズのグループに夢中になった経歴があるのも、彼らがローラースケートで踊っていたからなのかもしれません。

さらにもう一つ忘れられない遊びがあるのですが、それはまた明日。

08:35 | デイリーライフ> 雑記 | | コメント (2) | トラックバック (0)
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COMMENTS
Kirappy [2006/08/14 16:39]

▼Passyさん
えっ、普通のチョークを使ってたのですか???石と違って柔らかいから、すぐに短くなっちゃいそうですね…でもチョークの方が描いたものが消えやすいという利点があるのかな。

今思うと同年代の子供がいない家の前まで落書きでいっぱいになっちゃうわけで、迷惑なことしてたなぁと少し思ったりもします(^^;

やっぱり水撒きは基本ですよね〜(笑)

Passy [2006/08/13 23:58]

私はチョークでらくがきしてました!
家の前の道路は滅多に車が入ってこなかったので、かなり大きな絵を描いていましたね〜
もちろん夕方には水を撒くのがルールでした(^^)

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ありがとうございましたm(_ _)m




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