2007/08/06

映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を鑑賞

シリーズ5作目となる『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007年7月20日公開)を観てきました。ネタバレしない程度に感想を書いてみます。

先ほど、一昨年観に行った4作目(炎のゴブレット)の感想を読んで思ったのですが、実は感想がほぼ一緒かも…面白いけど、急に場面が変わるなどいきなりな展開が多いぞ!ってこと。これは原作を読まないとどうしようもないことなんでしょうねぇ。前回、この5作目の公開までに原作を読みたいと言っておきながら、実現する気配もありませんでした(苦笑)

とはいえ、炎のゴブレットよりは全体的にまとまっており、ストーリーもかなり緊迫度を増してきた感があって、2時間半があっという間!過去4作と比べても傑作の部類だと思うんだけど、どうだろう?

しかしながら、何かとても大事な部分…主に登場人物の背景について、(私が)完全に把握しきれていないままここまで来ちゃったんだろうなと、何となくそんなふうに思ってしまったのも事実です。映画だけでも最初からくまなく見直したら少しは改善されるのかなぁ。

ハリーはホグワーツのみならず社会的にも特別な有名人になってきたようです。学校内でみんなからの風当たりが強い場面でも、ロンとハーマイオニーの変わらぬ友情が光っていて安心しますよね。ハリーの中では、自分が特別な存在であることへの葛藤があまりに激しく、ロンの気遣いがうっとうしく思えてしまうことさえあるみたいですけど。

しかし今回、絶体絶命なハリーが最後まであきらめずに頑張れたのは、そんな素晴らしい友人や先生やシリウス・ブラックに支えられてきたからこそなんです。ハリポタシリーズでは感動して涙するシーンって意外に少ないように思っていましたが、今回ラストでハリーの幸せな記憶にふれて思いっきり泣かせてもらいました。

今作品のMVPは、断然ダンブルドア校長先生で決まりじゃないでしょうか。裁判でハリーを援護するシーン、捕らわれそうになってフェニックスと共に消え去るシーン、そして極めつけはラストの壮絶魔法バトルがすごい、すごすぎます!あれを見たら、ハリーを含め生徒たちの魔法はまだまだなんだって納得せざるをえませんよねぇ。過去どれかの作品で「この世で最も偉大な魔法使いはダンブルドアだ!」とハリーが言ってましたが、今回それを実感!異議なし!って感じです。

あとはアンブリッジ先生、笑っちゃうほどキャラが強烈でした。これ、日本語吹き替え版ではどうなっているか分かりませんが、字幕で見た方が楽しめると思います。しゃべる時のクセがたまらなく面白い!

ハリーが信頼を寄せるあの人、ホントにおしまいなのかな…これで完全に終わりだったら悲しすぎるし、話が先につながらないような気もしてます。信じていればきっと元に戻るみたいなセリフもあったことだし、希望を持っててもいいですよね?

ハリー・ポッター公式サイトはこちら

14:31 | エンターテイメント> 映画 | | コメント (0) | トラックバック (1)
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画) from 瑞原唯子のひとりごと [2007/08/07 08:16]
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団を観てきました。なかなか上手くまとめてました。でもやっぱり、原作を読んでないと理解が苦しいだろうと思われるところも結構ある...
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ありがとうございましたm(_ _)m




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