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しょっぱなから、哀ちゃんがコナンくんの肩に乗って木の上の猫を助けようとする光景が。上見たら抹殺よ…ま、まっさつっすか！？最初から吹き出してしまいました。哀ちゃんは本当に動物が好きなんですねぇ。

招き猫は右手を挙げてるとお金、左手を挙げてると人を招くそうです。知らなかったぁ。被害者の社長さん宅の棚は招き猫で埋め尽くされていましたが、どれも右手を挙げているものばかり。回想シーンで「金を呼び寄せてください。人は呼ばなくて結構。」って祈ってましたからね、ものすごい人物像です。

パタパタ…とめくれる時計がよいです！ザ・ベストテンを思い出します（笑）あれは空港の発着案内のボードから来てるんでしょうか。確かにデジタルの方が早いし管理も楽そうだけど、空港のパタパタボード（正式名称って何だろう？）だけはぜひ残してほしいものです。あれがないと著しく情緒に欠けるもんなぁ。今回はそのパタパタ時計に飛んだ血痕が、犯行を裏付ける決め手の一つになりました。

犯行後に猫がいなくなって犯行の証拠を残してしまうという点は、『ひっくり返った結末』に似てましたね。一回目の殴打で気絶していただけだったというのも、よくミステリーにありがちな展開かな。今回、犯人が千佳さんではないとなると、疑うべき人はもう石上さんしかいませんでしたし、向かいの喫茶店の店主という設定もいかにもって感じで。そういう点では、落ち着いて見られる正統派ミステリーだったと思います。

さて、人もお金もウェルカムな小五郎のおっちゃんは、両手どちらも挙げた招き猫を作ってしまいました。発想はよかったんですけど、確かに「お手上げ」に見えますよねぇ…さあ、オチもキレイに決まったし、いざ長期休暇！（涙）

■あらすじはこちら
第486話『右から左へ招き猫』（公式サイト）

■次回の名探偵コナンは…
2007/10/15（月）　19:00〜
第487話　本庁の刑事恋物語８ 左手の薬指（60分スペシャル）
NEXT CONAN'S HINT ： 綱渡り

※管理人は今のところアニメオンリーなので、テレビ放送範囲外のネタバレはご容赦くださいませ。