2008/01/18
倉木麻衣『ONE LIFE』
今年1/1にリリースされた倉木麻衣の7thアルバム『ONE LIFE』を聴きました。というか、ここのところスターデジオそっちのけでこればっか聴いております。もうちょっと先になるかと思ってたので、年明け早々のリリースはスゴク嬉しい!
前評判が高かった上に、店頭の説明には「1stアルバム"Delicious Way"を彷彿とさせるアルバム」と書いてあったこともあり、ものすごく期待して聴きました。そして、期待を裏切らないアルバムだったことに大満足です。
ここ2作ほどはポップスやバラードに重きを置いたアルバムでしたよね。それはそれで好きだし、麻衣ちゃんがまたどんな楽曲を歌っても雰囲気が合ってしまうので良かったとは思うんですね。ただ、今回のアルバムを聴いて「これぞ倉木麻衣」と思いました。ジャンルが幅広い!!『Delicious Way』ほどR&B色が強くないような気もしますが、ダンスポップやラテン系っぽい曲がカッコいいです。
好みの問題もあるのかな…私はどちらかと言うとバラード系よりリズミカルに綴られる楽曲が好きで、今回のアルバムに収録されたシングル3枚で言うなら『Season of love』が一番好みです。昨シーズンたくさん聴いた歌なのに、また聴いても飽きずに新鮮な香りがするのが不思議。大野愛果さんが作る「カッコいいめのマイナーキー」はホント最高です。あとはサイバーサウンドの編曲もいいんですね。
ビックリしたのが、ボーナストラックの『Over The Rainbow』。あまりにも有名なこの古き良き歌、私の中では太めの声で壮大に歌われるというイメージがあるのですが、麻衣ちゃんの繊細でのびやかな歌声がものすごく斬新でいいじゃないですか!きっと世間にも納得してもらえるカバーでしょう。評価がひいきめですかね?(笑)
今回の原点回帰に近いアルバム作りには正直ホッとしました。麻衣ちゃんがアーティストである限り、1stアルバム『Delicious Way』とはこの先も比べられ続けてしまうと思いますが、歌唱力や表現力は格段に上がっているので、自信を持って次に進んでいってほしいです。そういう意味でも感動的なアルバムだと思います!
ありがとうございましたm(_ _)m