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いよいよ師走に突入した本日、毎年結構楽しみにしている流行語大賞が発表されました。選ばれたのは「小泉劇場」と「想定内（想定外）」の二つで、ちょうど前期と後期から一つずつの受賞。今年一年を良く表しており、ほぼ想定内といった感じではないでしょうか（笑）。

「小泉劇場」は読んで字のごとく、小泉首相のシナリオがずばり的中したことを示す言葉。郵政民営化法案否決を受けて衆議院解散を断行し、法案反対派に次々と刺客を送り込んで9月の総選挙に圧勝したいきさつはまさにドラマティックでした。授賞式に登場した自民党の武部幹事長は、ゆくゆくは「小泉劇場」を「小泉オペラ」にまで盛り上げたいと絶妙なコメント！思わず吹き出してしまいましたよ。（注：小泉首相はオペラ好き）

一方の「想定内（想定外）」は、ライブドアの堀江貴文社長がニッポン放送株主問題のさなかにインタビューでたびたび発した言葉で、「それは既に考えに入ってるよ」という強気な姿勢が良く表れていたと思います。我が家でも、会話の中で使って楽しんでしまうくらいお気に入りのセリフなのですが、正しくは「想定の範囲内」なんですよね。個人的にはこっちの方が良かったけど、長いから縮まっちゃったのでしょう。ちなみにホリエモンは授賞式で、「後半に流行った言葉の方が有利なのに、ここまで生き延びたのは想定外」とバッチリ期待に応える回答をしていました。さすが！

その他ノミネートされたのは、「クールビズ」「ボビーマジック」「フォー！」「萌え〜」などなど。聞いていると、何だか今年一年が頭の中を駆け抜けて行くような気がしませんか？