2006/07/03

名探偵コナン『ため息潮干狩り(後編)』

TVアニメ名探偵コナン第444話『ため息潮干狩り(後編)』の感想(ネタバレあり)です。久々の二部作、後編ってこんなにワクワクするものだったんだぁ、とつくづく思ってしまいました。前編で自殺だと決まりかかった事件を、コナンくんが殺人事件と断定。緑茶のペットボトルにどうやって毒を入れたのかがポイントになりました。

先週のヒントから、「ペットボトルの蓋」に毒物を付けておいて蓋をすりかえたのではないかという推測が立ち、これは素直にその通りでした。あんな最初の頃にすりかえていたのか。確かに横にしたまま歩けば、お茶に均等に混ざっちゃいますよね、恐ろしい…。先週、ペットボトルを横にしてポケットに突っ込んでいる牛込さんを見て、パーカーが伸びそう…と思ってたんです。中身が減っているにしても2リットル容器ですから、ビニール袋に入れてバケツと一緒にどちらかの手にぶらさげる方が自然のような気もしますけど。

牛込さんを先に車へ戻るように仕向けた三瀬さんか、指に怪我をしていることを知っていた久津さんが怪しいと先週書きましたが、正解は後者の久津さんでした。で、やっぱりひき逃げ事件を起こしてましたよ。牛込さんが酔っ払い運転をしていたということは、みんなお酒が入っていたのでしょうから、そりゃ牛込さんが自首して全てが明るみに出れば、就職なんて一発で取り消されるでしょうね。

蓋に血が付いていたからゴミとして捨てられなかったわけで、ゴミを調べてそれに気付いたコナンくんはスゴイ!最近、コナンくんのゴミあさりが定番になってるような(笑)。波打ち際から離れていたとはいえ、潮干狩りの現場に重要証拠を隠すなんて久津さんも大した度胸です。あとで回収するつもりだったのかな。

神奈川県警の横溝警部(弟)、テレビでこれほど活躍するのは『中華街 雨のデジャビュ』(第284〜285話)以来でしょうか。今年の映画『探偵たちの鎮魂歌』には登場しましたけどね。最後の「俺達警察が突き止めただろうよ…」という一連のセリフがカッコ良かった!ぶっきらぼうで無愛想だけど、刑事という職業への熱い思いは、決して静岡県警にいるお兄さんに負けてないのではないかと思いました。神奈川で事件が多発しちゃうのはイヤだけど、これからも弟さんの登場を期待します!

犯人のことを「あさりと一緒だ」と例えていたことについて、私はてっきり「砂の城」を持ってくるんじゃないかと思っていました。前編で光彦たちが作っていた砂の城があまりに立派だったので、「殺人計画なんて砂の城のようにもろいものだ」とか何とか繋げるんじゃないかと。まぁ、あさりの方が潮干狩りの雰囲気がよく出てるか…。単に潮干狩りに来たという設定だけでなく、話に関連性を持たせてくる手法は今までの作品にもよく見られ、いつも上手いなぁと感じています。

次回 : ロシアンブルーの秘密
NEXT CONAN'S HINT : ギャル文字

ヒントからして、言葉遊びがポイントになりそう。ロシアンブルーって猫の品種だっけ?ペット嫌いがバレバレだ(汗;)

22:25 | 名探偵コナン> TVアニメ | | コメント (0) | トラックバック (2)
TRACKBACKS
この記事のトラックバックURL:
重悟さんと出合った探偵団 from 三日でひとまわり [2006/07/05 21:10]
『ため息潮干狩り』 名探偵コナン 443話、444話
444話・ため息潮干狩り(後編) from かずにっき(にっき+とらにっき+つぶやき) [2006/07/05 09:12]
すっかりヤイバーのお菓子に気持ちを奪われちまって、 謎を解こうとする意欲を弱くされながら、観ていた前編。 気になったのは「ひき逃げ」発言に空気が変わっ...
COMMENTS
PLEASE SEND YOUR MESSAGE
コメントの受付は終了しました。
ありがとうございましたm(_ _)m




Movable Type 3.33-ja