2007/09/18

映画『HERO』を鑑賞

話題になっている『HERO』(2007年9月8日公開)を観てきました。ドラマはもう6年も前になるのですか!一話ごとに一応完結するタイプなので、全話じゃないけどちらちら見てました。意外かもしれませんが、基本的にTVドラマは結構好きです。今でこそほとんど見なくなっちゃいましたけど、それこそロンバケ、ラブジェネの頃は相当ハマってましたよぉ。

レディースデイに行ったら、まぁ混んでること混んでること、席は前方を除いてほぼ満席になりました。前評判も高かったですからねぇ…っていうか、みんな本当にキムタクが好きですよねぇ。私は木村拓哉さんに関してはあまり好き嫌いの感情がないです。一見気取ってそうに見えて、実はみんなに気配りができる頭のいい人だなとは思いますけど。

さて、肝心の映画本編の感想です。いやはや、あのドラマから察するに面白くないはずがないんですよ。映画っぽくスケールの大きなストーリーで、街角で起きた傷害致死事件の裁判に大物政治家が絡んでくるという設定は、ドラマの最終回(三浦友和が出てたやつ)に通じるものがありました。代議士役のタモさん、いい味出してます。

韓国ロケもありました。韓流にはあまり興味がないけど、イ・ビョンホンはさすがに見たことありましたよ。出演シーンはほんの少しだけどインパクト大で、彼の発言が後々久利生&雨宮の恋の行方に絡んでくるので、要チェックです。

松たか子&松本幸四郎の親子共演にも注目!しかもお父様はキムタクと相対する弁護士役での登場ですから、そういう目線で映画の中の初対面シーンを見ると結構笑えるかも。

久利生検事は石垣の後、北海道と山口を経て(順序逆?)東京に戻ってきたんですね。今回の映画の序章のような位置づけでHEROのスペシャルがあったらしいですが、私はそのスペシャルを見ていないので、中井貴一や綾瀬はるかの役どころがイマイチつかめなくて悲しかった…もちろん映画だけで理解できるように作られてはいますので、ストーリー進行上に問題はないんですけどね。

ちょっと残念だったのが、香水かなぁ。久利生が雨宮の香水を突き止めるところまでは良かったし、あの香水売場のシーンは爆笑だったんですけど、その後に香水関連で話が続かなかったのがもったいない!もしかして香水ブランドの販促活動?スポンサーとか?(苦笑)

最後の法廷で久利生検事が熱弁するシーンは泣けました。その熱意と人間味あふれる姿に、しがらみに取りつかれているであろう弁護士の心までも動かしてしまうんですね。たしかに久利生検事は真のヒーローと言えるでしょう。素敵です!!

一言でまとめると、大人気ドラマの延長として視聴者の期待を裏切らない映画であり、素直に楽しめる豪華なエンターテイメント作品といえると思います。6年も経てばキャストの雰囲気だって変わりそうなものですが、ホント当時のままのキャラなんですよ。キャストやスタッフの努力とか信頼関係を感じますよね。

そうそう、気になるラストは…えっと…もごもご…見てのお楽しみです!!

→映画HERO公式サイト

08:27 | エンターテイメント> 映画 | | コメント (0) | トラックバック (0)
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ありがとうございましたm(_ _)m




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