STEP by STEP

まず、ビルの屋上での怪盗キッドとの対決。コナン君がわざと柵の間から転落し、キッドが慌ててハンググライダーで飛び降りてコナン君を助けようとするシーン。「さすがキッド、紳士だわ～」と思う間もなく、コナン君はキッドに麻酔銃を発射するのです。お～、何度見てもかっこいいぞ！！しかもパラグライダー背負ってましたよ！一体どこで習得したんだろう。（ま、お得意のハワイでオヤジに・・に決まりですな^^;）
次に、「プライドを潰された」と殺人の動機を語りながら泣き崩れる犯人に「それならどうして○○○道具（一応伏せときます）を凶器に使った？今のあんたにプライドなんて言葉を使う資格はねえ！」と一喝した小五郎。ぐうの音も出ないとはまさにこのこと、真顔の小五郎はなかなかグーです。
それからクライマックスで怪盗キッドが飛行機から飛び降りるシーン。わざと警察を引き寄せてその明かりで飛行機の着陸を助けようなんて、さすが奇術師ならではの発想ですよね。少し前まではキッドに会えず仕舞いで悔しがっていた園子も、キザなセリフに大満足しちゃったのでは？「またいつか、月下の淡い光の下でお会いしましょう・・」
そして、お約束ですけど蘭ちゃんの告白シーンかな。映画にテレビの回想が出てきたのも珍しいです。あの回想シーンは『外交官殺人事件』と『命がけの復活』シリーズですね。蘭ちゃんが新一くんへの気持ちをあそこまではっきりと口にしたのは、初めてなんじゃないでしょうか。ラストではちゃっかりごまかしてましたけど・・

さてさて、悲しいことにテレビの方は4/18（月）までお休み。しかし！いよいよ今年の劇場版『水平線上の陰謀（ストラテジー）』の公開まで2週間を切りましたね。4/9（土）全国東宝系ロードショー、今回は本格ミステリーの要素が伺えるのでかなり期待しています。
実は船上ミステリーって今までも何回か登場しているんです。パッと思いつくのは『コナンvs怪盗キッド』『シンフォニー号連続殺人事件』『満月の夜の二元ミステリー』。映画『世紀末の魔術師』でもメインではないですが、船上で事件が起きました。おぉ、並べてみるとスペシャルばかりじゃないですか！しかもどの作品も、怪盗キッドまたは服部平次が登場するという豪華ぶり。他に船上モノ何かありましたっけ？
船上ミステリーといえば、やはりアガサ・クリスティーの傑作『ナイル殺人事件』が浮かんできますが、青山先生はそのへん意識しているのかな、なんて勝手に思ったり。あれはかなり意外な犯人でしたからねぇ。

話が脱線しましたが、ここで初めてコナンの映画を観に行かれる方へのアドバイス！
エンドロールが流れても絶対に席を立たないでください！！よくエンディングが始まるとそそくさと退場してしまう方がいらっしゃるのですが、これではコナンの映画を見る価値が半減、とはいかないまでも激減してしまいます。何故かって・・テレビでもいつもそうなんですが、エンディングの後にオマケがありますよね？映画も同じなんです。しかもそのオマケを見ないとお話が完結しないことが多いんですから！
それに実写とアニメを融合したきれいなエンディング、とっても人気なんですよ(^-^)v

映画を鑑賞したらこのブログにて感想を書きますので、どうぞお楽しみに☆