2005/05/05

納豆と豆腐の不思議な関係

今日は、昔聞いたことがあって大変印象に残っている小話のご紹介。
あれは確か中学か高校の頃、何かの授業で先生がおっしゃっていたんですが、「納豆」「豆腐」という名前は非常に興味深いものだというのです。

まずは「納豆」。豆を納める、と書きますよね。確かに現在では入れ物に納まって売られていますが、命名の決め手にはイマイチ欠けるような気がします。
次に「豆腐」。豆が腐る、と書きますが、豆腐って腐らせて作るんでしたっけ?豆から絞った液体、豆乳をにがりで固めたものですよねぇ・・

では試しに二つの名前を入れ替えてみてください。
豆を納める「納豆」は箱に入れて形を作る豆腐にふさわしい名前だし、一方の豆が腐る「豆腐」はまさしく納豆を表していると思いませんか!?その先生は、どこかで名前が入れ替わってしまったのではないかと笑っておられました。

真相としては、現在認識されている「納豆」「豆腐」で正しいらしいのですが、入れ替わり説もあまりに辻褄が合っているため、思わず騙されそうになりますよね。このネタ、「トリビアの泉」のガセビアにでも応募してみようかなぁ。

15:28 | デイリーライフ> 雑記 | | コメント (2) | トラックバック (0)
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Kirappy [2005/05/09 16:29]

▼五右衛門さん
こんにちは。とても興味深い話ですよね。あまりに印象深く、ずいぶん昔に聞いた話だったのにずっと忘れられずにいましたよ。
小説に載っていたとなると、けっこう知られた話なのですか・・ますますガセビア向きかもしれません(笑)

>「泊まる」と「晒す」も入れ替わってるんじゃないかという話
言われてみればこれも納得ですね。いや〜、漢字はなんて奥が深いんでしょう!!

いろいろと語源を調べてみれば、日頃何気なく使っている言葉に驚くべき歴史や真相が隠されていそうですね!
コメントありがとうございました。

五右衛門 [2005/05/09 09:55]

こんにちは。納豆と豆腐の話、おもしろいですね。
私も以前、清水義範さんの小説でその話を読んだことがあります。私はてっきり「納豆」と「豆腐」入れ替わり説が正しいのかと思っていましたが、入れ替わったままで正しいのですね。知りませんでした〜。語源を調べてみたいですね。
小説の中では「泊まる」と「晒す」も入れ替わってるんじゃないかという話が紹介されていました。
確かに水に布などをさらして白くするのは「泊」がふさわしいし、日が西に傾いてきたら宿にとまるのは「晒」が合ってる気がしますね。でもちょっと調べてみたんですが、これも入れ替わったままで良いようです。
漢字っておもしろいですね。

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ありがとうございましたm(_ _)m




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