2005/08/26

お気に入りのクラシック -チャイコフスキーの四季-

今日は、BGMとしてお昼過ぎから長いことリピートで流しているチャイコフスキーの「四季」について語ってみたいと思います。チャイコフスキーといえば、交響曲・協奏曲・バレエ音楽・ピアノ曲など幅広い分野で名曲を数多く残したロシアの作曲家で、私は彼の優雅でどことなく悲しい旋律がとても好きなのです。クラシックにあまり興味がない人でも、バレエ音楽「白鳥の湖 -情景-」や「くるみ割り人形 -花のワルツ-」などは聞き覚えがあることでしょう。

「四季」はピアノのための小品集で、1月〜12月まで12のピアノ曲で構成される作品。全て中級程度の技術で弾けるので大変人気のある作品でもあると思います。今、私が持っている楽譜を出してきてみました。ピアノを弾く人にとっては御馴染み、全音ピアノライブラリーの「チャイコフスキー 四季」ですが、中身は何も書き込みがなく真っ白だったりします。記憶があいまいなんですけど、きっとピアノを習うのを辞めてから自主的に買ったものなのでしょうね。その代わり、ピアノの先生の書き込みがたくさん入っている「舟歌(6月)」のピアノピースもあります(笑)。中学生の頃だったでしょうか、発表会で弾いた曲だけあって、今見てみると特訓ぶりが良く伺えて懐かしいなぁ。

6月「舟歌」の他に自分で練習した記憶があるのは、3月「ひばりの歌」、11月「トロイカ」、12月「クリスマス」くらいです。曲としては10月の「秋の歌」もとても好きなのに、何故か弾いたことがないっていうのが不思議なんですよね。

今聴いているCDはイーゴリ・ジューコフ氏というピアニストが演奏しているアルバムなのですが、リンクが見つからないのでもう売ってないのかもしれません。「舟歌」や「トロイカ」などの有名な曲はオムニバス形式のCDでも聴けると思うのですが、できれば1月から12月まで一連の曲をのんびりと聴くのがおすすめなんですよね。行ったことなどないロシアの一年間が、自分の中できちんと完結するような気がするので。

台風一過の今日に聴くには少々メランコリック過ぎたかもしれませんが、気分が落ち着いて疲れた頭には心地よかったです。今週末はゆっくり休もう・・そんな気分にもさせてくれたチャイコフスキーの「四季」でした。

16:44 | エンターテイメント> 音楽 | | コメント (0) | トラックバック (0)
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ありがとうございましたm(_ _)m




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