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5/31にリリースされた愛内里菜の5thアルバム『DELIGHT』を聴きました。私にしては珍しく、レンタル開始日の6/17にレンタル屋さんに走ったほど楽しみにしていたアルバムだったりします。（なら買えば？というツッコミはナシでお願いしまーす^^;）

いいですね！素直な声質とパワフルな歌声、前向きでセンスの良い歌詞、そして大野愛果さんの作曲が多いことなど、かなり高ポイントなアーティストだと改めて実感しました。あえて難点を挙げるなら、キーが恐ろしく高いということのみ（笑）。同じGIZA所属の倉木麻衣が「月」だとしたら、愛内里菜は「太陽」とでも言いましょうか。どちらかと言うと、やっぱり麻衣ちゃんの方が飽きが来なくて好みなんですけどね。

しかしまあ、アルバム名からイメージできる通り、見事に元気な曲ばっかりでした。おとなしめのバラードは9曲目の『しるし』とラストの『I'll be delighted』くらいで、あとはダンスポップな曲多数。もうノリノリになれちゃいますよ。いいと評判だった『GLORIOUS』も実は初めて聴いたのです。お気に入り大野愛果さんの作曲で、最初は独特なビートの曲だなぁと思ったのですが、聴いてるうちにそのパンチの効いたリズムが非常に心地よく思えてきました。

悲しいかな、愛内里菜はどうもアニメソングのイメージが強くて、一般ウケしないタイプのような気がしています。かくいう私も、名探偵コナンの主題歌になった『恋はスリル、ショック、サスペンス』がなかったら、彼女に興味を惹かれることもなかったかもしれません。ま、売れるために路線変更してしまうより、ずっと自分のスタンスを貫いているアーティストの方が個人的には好きですけど。これからもパワフルでカッコいいポップスを歌い続けて、また名探偵コナンのオープニングを華麗に飾ってください！

アルバムの感想というよりは、愛内里菜について語ってしまったような。