2006/09/11

米同時多発テロから5年

世界中を震撼させたアメリカの同時多発テロからちょうど5年。忘れもしない5年前の今日、夜10時からのニュースステーション(現・報道ステーション)を見ていたら、航空機がワールドトレードセンタービルに激突したと中継が入り、さらに2機目の航空機がビルにぶつかってあの巨大なビルが崩れ落ちて…一体何が起きてしまったのか、現代版の地獄絵図とはまさにこのことだと震え上がったのを思い出します。

あれから5年経った今、イスラムとの戦争はまだ終わっていません。湾岸戦争の時もそうですが、現代の戦争のあり方が問われているのではないでしょうか。昔は一般市民が巻き込まれようが文化遺産を破壊しようがお構いなしで焼け野原にできたわけですが、今は戦争をするのにも国際的な法律があり、破壊力ばかり上がっているのにピンポイントでしか爆撃できないときていますから、全面降伏させるのは容易ではありません。結局いくら空爆が正確になっても、人間が地上で生活している以上、最後は陸上での戦いが避けられないのです。

ルールを作ってまで殺し合わなければいけないなんて全く理解のできない話ですが、それでも戦争がなくならないのは人間の本能なんでしょうね。

アメリカがイスラムの次にターゲットにするであろう北朝鮮は、日本のほんの目と鼻の先。日本が前線基地になるのは目に見えているのが現実です。世界平和を願うべき象徴的な日にまで、考えれば考えるほど恐ろしい妄想が浮かんでくるのは、私が悲観的だからなのか、人間社会がおかしいのか、考え出すとキリがありません。

08:57 | デイリーライフ> 時事 | | コメント (0) | トラックバック (0)
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ありがとうございましたm(_ _)m




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