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ジン・ウォッカ・キャンティ・コルンが車に乗りながら話していた内容から、キールは以前、組織に潜り込んでいたネズミ（スパイでしょうね）に気づいてマークしていたところ、逆に気付かれて殺されかけたことがあったそうです。しかし彼女は拷問と自白剤でも口を割らず、隙を見てそのネズミを始末したことから黒のボスに認められ、重要な仕事を任されるまでになったという話。この話を知って、私はある確信をしました。これは後述します。

先に結論から言うと、本堂瑛祐はキールとのつながりはあるけれども、黒の組織側の人間ではない！！自信はイマイチだけど、ここはせっかく私が好きなことを書ける場所なので、あえてそう言い切らせていただきます！

ジンが思わせぶりに「目星をつけて探りを入れている」と言っていましたが、これを瑛祐と結びつけるのは作者の策略だと思えてなりません。明らかにジョディ先生の時の怪しさ加減と似てますし！

瑛祐とキールのつながりとは…以前、兄弟説はあまりにも安易すぎると思っていましたが、容姿が似ていることからも兄弟もしくは身内と考えておいてもいいかもしれません。

そう考えた時に、この二人は一体何者かということになります。前々回にやたらと007（ダブルオ−セブン／映画でも有名なイギリス情報局のスパイ）が出てきたことからも、黒の組織でもFBIでもない、第三の組織の関係者なのではないかと。第三の組織とは、素直に考えればイギリス情報局ですかね。前述しましたが、キールが黒のボスに認められたという経緯、殺されかけても口を割らなかったという状況に、キールがどこかの組織で相当厳しい特殊な訓練を受けた背景があると想像できるからです。

瑛祐の父が例の嘘発見法をやっていたことが分かっていますから、元々は父親がそういう職に就いていたのかもしれません。ただそうなると完全にジョディ先生のイギリス版になっちゃうのが気になるところなんですよ。まぁ、イギリスかどうかは分かりませんけどね。アメリカだったらCIAか？それしか知らない…

キールがスパイなのでは？と思える要素がもう一つあります。『ブラックインパクト〜』の時にベルモットが「キール、あなたまさか○○（バイクのミラーをコンコンと二回叩く）じゃないでしょうね？」と言うシーンがあったじゃないですか。私は「盗聴されてるんじゃない？」という意味なのかと考えていましたが、もしかして「スパイ」を示す動作とは考えられないでしょうか。だとしたら何か有名な映画にこういうシーンがあるのかな。あー、やはりいろいろ推理する上でも有名どころの映画はもれなく押さえておくべきですな（涙）

この推測が正しければ、キールも瑛祐も黒の組織を憎んでいることになりそうですよ。心強い味方がまた増えて明るい光が見え始めるんですけど、全く正反対のこともありえますから油断は禁物です。

あとはキールが目をつけたネズミが誰だったのかも気になりますよね。消した相手の顔と名前は忘れてしまう…この点のみ、ジンの人間味をちょこっと感じます。でもって、そんなことでいいのか？？？

えっと、事件の方は…奇遇にもキールの事故現場に居合わせた（というか事故の原因を作ってしまった）少年の家で発生した殺人事件でした。黒づくめの外人女性が来たというのは本当でしょう。コナンくんの頭の中にも姿が浮かんでいた通り、普通に考えたらベルモットなのかな？組織がキールの行方を追うために探りを入れるのは不自然ではありませんからね。

でも、ベルモットはそんなことで一般人を殺めたりしないと思いたいので、犯人は家政婦か車椅子のご主人のどちらかでしょうか。そういえば第一話の冒頭に、車椅子のご主人が犯人だったという話がありましたねぇ。懐かしすぎる…

元はと言えば瑛祐くんの話で現場付近にやってきたわけなので、例の赤毛連盟もどきのゴミ収集事件との関連性がポイントになりそうですね。

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いろいろな事件が重なり合って、非常に複雑な様相になってきました…どれとどれが結びつくのか興味深いです。