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中国の工場で作られた冷凍ギョーザ問題、大変な騒ぎになりましたね。身近な問題でとても他人事とは思えませんし、興味を持って真剣に受け止める必要がありそうです。まだ詳しいことは究明されていないようですが、残留農薬…レベルの話ではない大量の殺虫剤が混ざっていたそうじゃないですか。しかも、信頼度の高そうな生協の商品だっていうから本当にビックリです。

生協は利用していないし、元々冷凍食品ってあまり買わないタイプなので、幸いなことにうちに該当商品はありませんでした。でもよくよく聞くと、問題の工場で生産された他の製品、例えばレトルトなども自主回収の対象になっているらしいです。「金のどんぶり」はスーパーで見かけたことがあるような…

分かってはいましたが、中国産のものを絶対に食べないというのは今の時代不可能なんだということを、今回の事件で改めて痛感させられました。加工食品やレストランの料理には間違いなく入っていると思った方がよいかもしれません。それに、中国を一緒くたにして非難するのもどうなのかな。マジメな姿勢で商売している会社だってあると思いますから。

今回のこととは直接関係はありませんが、数年前までのデフレ傾向で食料品が安くなりすぎたのもよくないんですよ。食品業者はギリギリの線まで価格を落とさなければならず、結局それが産地偽装などの犯罪につながってしまったんだと思います。安けりゃいいという風潮を作ってしまった市場全体の問題なのでは？もちろん消費者も含めてです。

あー、食料自給率が低くて資源もない日本は、これからますます厳しくなるんだろうなぁ。原油・食料・原材料はどんどん上がっていくし、株価が下がって経済はふるわないし（そのくせ他国には金持ちと思われている）、自慢だった治安の良さも失われつつあって…ここまでくるとなにか悲哀すら感じませんかね。

話がだいぶ逸れました。とりあえず私たち消費者にとっては、信頼できるものを見分ける目を養うことが最重要課題のようです。しかしながら、毒物が混入されていた今回のケースは異常どころの騒ぎではなく、気をつけようもないというのが正直なところ。早く真相究明をして再発防止に取り組んでほしいものです。

現時点での自主回収情報がまとまっている記事を見つけました、ご参考まで。
→中国製ギョーザ 自主回収商品（毎日jp）
→各食品メーカー 自主回収商品一覧（報道ステーション）